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CS2-Trustedモード

Trustedモードとは?

『Counter-Strike 2』のTrustedモードは、サードパーティのファイルがゲームと相互作用するのをブロックするもので、すべてのCounter-Strike 2プレイヤーに対してデフォルトで有効になっています。

Trustedモードがチート対策にどのように役立つのですか?

一部のアプリケーションは、ゲームプロセスに対するインジェクションを直接行うことで、『Counter-Strike 2』と相互作用します。 この方法は一般的なアプリケーションだけでなくチートでも使用されます。

インジェクションがチートであるかどうかを判断する方法とは対照的に、インジェクションをすべて制限する方法は、チート防止を大幅に改善できます。 解決策は次の通りです。
  • 外部のアプリケーションのインジェクションなしでプレイする方法を提供する。
  • 対象となるすべてのプロセス改造に対するVAC禁止を含めるようにポリシーをアップデートする。
Trustedモードは、プレイヤーがゲームにソフトウェアを誤ってインジェクションすることなく、『Counter-Strike 2』を起動する方法を提供します。 Trustedモードでは、通常、『Counter-Strike 2』のプロセスへインジェクションを行うようなソフトウェアは拒否されます。 『Counter-Strike 2』にはそれ自体の保護があるため、発生するすべてのインジェクションは、偶発的ではなく、よってVAC禁止の対象となります。

Trustedモードによってチートが機能しなくなるのですか?

いいえ。 Trustedモードはチート開発の障壁としては最小限ですが、チート検出の迅速化が期待されます。 Trustedモードの目的は、偶発的には越えられない障壁を作り、障壁を越えるすべてのアプリケーションを簡単に特定できるようにすることです。

(Trustedではない)ノーマルモードで『Counter-Strike 2』にインジェクションを行った場合、禁止を受けますか?

いいえ。 しかし、時間の経過とともに、トラストファクターシステムは、特定のパターンのソフトウェアインジェクションがチートにつながる可能性が高いかどうかを学習します。 そのため、Trustedモード以外で『Counter-Strike 2』を実行することにより、トラストファクターに悪影響を及ぼすことがあります。

一部のチート使用者は、単にノーマルモードで実行することにより、ゲームへのソフトウェアのインジェクションによる禁止を避けるでしょう。 しかし、時間の経過とともに、チートに関連するソフトウェアインジェクションのパターンが判明すると、チート使用者は大幅なトラストスコアの低下を経験することになると予想されます。

『Counter-Strike 2』への安全なインジェクションが可能なソフトウェアのホワイトリストはありますか?

いいえ。 残念ながら、良性のアプリケーションでさえも、『Counter-Strike 2』でのチートを行うためにそれらをハイジャックするチート用の媒介になることがよくあります。 よって、Trustedモードでは、すべての外部のソフトウェアはブロックされます。

一部のアプリケーションは、ノーマルモードでもブロックされることに注意してください。 ノーマルモードの『Counter-Strike 2』へのインジェクションを行うには、ソフトウェアDLLに署名する必要があります。 署名されていないDLLによるインジェクションを行うと、『Counter-Strike 2』が保護されていないモードで起動し、VAC保護サーバー上でのプレイが禁止されます。

通常ブロックされるソフトウェアと合わせて『Counter-Strike 2』をプレイしたい場合、起動オプションに "-allow_third_party_software" を追加する必要があります。

(Trustedではない)ノーマルモードでのプレイは必ず、トラストスコアへのペナルティを招き、Trustedモードのプレイヤーから隔離されるのでしょうか?

いいえ。 (Trustedではない)ノーマルモードでプレイすることは、トラストスコアペナルティを保証するものではありません。また、両モードのプレイヤーがお互いに隔離されることもありません。 しかし、トラスト学習機能は、最終的にすべての新しい情報を取り入れてトラストスコアを計算します。

Trustedモードで一部のプレイヤーにパフォーマンスの問題が起こっているのはなぜですか?

『Counter-Strike 2』はTrustedモードにおけるインジェクションを拒否しますが、アプリケーション側が試行を続けることがあります。 アプリケーションが『Counter-Strike 2』へのインジェクションを非常に高いレート(頻度が1kHz程度)で行おうとすると、プレイヤーがパフォーマンスの低下を感じることがあります。

アプリケーションが低レベルのWindowsマウスイベント中にインジェクションを行おうとすると、マウス移動時の顕著なパフォーマンス低下につながる場合があります。 現在、弊社では最もインジェクション頻度の高いソフトウェアであっても、オーバーヘッドが事実上ゼロになるメカニズムをテストしています。 この新たなアプローチが出荷されれば、Trustedモードを実行中のプレイヤーは、マウスを動かす時でもパフォーマンスに対する影響を感じなくなるはずです。

Trustedモードで『Counter-Strike 2』を起動した際、一部のプレイヤーにクラッシュが発生するのはなぜですか?

以前のバージョンの『Counter-Strike 2』のTrustedモードでは、さまざまな方法で外部ソフトウェアのインジェクションを拒否し、すべての対策は『Counter-Strike 2』のプロセスの中で行われていました。 結果として、それらの対策が、インジェクション実行中のソフトウェアの期待に反した場合に、『Counter-Strike 2』内部でクラッシュが発生していました。

弊社では、Counter-Strike 2コミュニティが(意図的にも偶然にも)インジェクションを行っている多種多様なソフトウェアを把握することで、安全かつ高性能な方法でインジェクションを阻止する技術を見出しました。 このソリューションが提供されれば、ユーザーはクラッシュを経験しなくなるはずです。

Trustedモードでゲームを起動後に、互換性のないソフトウェアを起動するとどうなりますか?

Trustedモードでゲームを起動後に互換性のないソフトウェアを起動すると、Trustedモードで再起動するまでマッチから切断されることがあります。

他の対戦クールダウン同様、この理由で受けたクールダウンはアカウントから削除できません。

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