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詐欺に関するFAQ(信用詐欺とトレード詐欺)

詐欺:報告によるアカウントの禁止

あなたのアカウントを詐欺やその他の違反について誤って報告してしまった、または虚偽の報告をしたという連絡は、詐欺師が使う常套手段です。 実際に誰かが虚偽の報告をしてアカウントが禁止されるのではと心配になるかもしれませんが、Steamは虚偽の報告は無視しますのでご安心ください。 誤ってアカウントを報告したと主張する人からの指示には従わないでください。

詳細はこちらをご覧ください:詐欺:報告によるアカウントの禁止


信用詐欺

信用詐欺師の中には、Steamユーザーを標的にして、アカウントに関して脅迫する者や、Steamサポート、Valve、または信用できる個人やサービスの代表のふりをする者がいます。



トレード詐欺

トレード詐欺とは、被害者のSteamインベントリのアイテムを入手することを目的とした詐欺のことです。



信用詐欺


信用詐欺とは?
信用詐欺とは、何らかの方法で被害者を騙すことを目的とした詐欺の手口です。 詐欺師は、Steamユーザーを標的にして、アカウントを乗っ取って使用または販売したり、乗っ取ったアカウントと引き換えに金銭を要求したり、被害者から情報を収集して別の場所で詐欺行為を行ったりすることがあります。

Steamに限ったことではありませんが、Steamアカウントには価値があるため、Steamユーザーが信用詐欺の標的になることがあります。アカウントが乗っ取られた場合、被害者は圧力をかけられ、詐欺による被害がさらに広がる可能性があります。


Steamユーザーを狙った詐欺にはどのようなものがありますか?
Steamユーザーを標的とする詐欺のほとんど(トレード詐欺とは別です)は、被害者のアカウントを掌握し、そのアカウントを「人質」に取り、金銭を得ようとするものです。

詐欺師があなたのアカウントを完全に掌握したとしても、決して詐欺師にお金を渡さないでください。 Steamサポートへ連絡すれば、詐欺師からアカウントを取り返すことができます。たとえお金を渡したとしても、すでにあなたから金銭を受け取った人が、実際にアカウントを返却することはほとんどありません。 むしろ、さらに金銭を要求してくるだけでしょう。


詐欺から身を守るには?
特に圧力や脅迫、要求が絡むオンラインでのやり取り、また権威ある立場からの主張には、常に懐疑的な態度を持つことで、詐欺を回避することができます。

信頼できるフレンドであっても、予想外の主張には注意が必要です。フレンドが詐欺に遭い、詐欺師がそのアカウントを掌握していることも考えられます。


詐欺に遭ってしまったらどうすればいいですか?
アカウントの管理権限が詐欺師の手に渡ってしまった場合は、ただちにSteamサポートを通じてアカウントを回復する手続きを実行してください。 詐欺師の主張にかかわらず、また詐欺師がパスワード、メール、電話番号などのアカウントのすべての情報を変更した場合でも、Steamサポートを通じていつでもアカウントを回復することができます。


自分のアカウントが誤って、または偽って報告されました。 どうすればいいですか?
虚偽または誤った報告をされても、アカウント保護のために必要な行動は特にありません。 Steamチームは、そのような報告を無視します。


フレンドから不審なメッセージを受け取ったらどうすればいいですか?
フレンドのSteamコミュニティプロフィールページにあるSteamの報告ツールを使用して、フレンドのアカウントが乗っ取られていることを報告できます。 乗っ取りが確認された場合、Steamモデレーションチームは、所有者がアカウントを回復できるまでアカウントをロックします。


詐欺師を報告する方法は?
信用詐欺のほとんどは、Steamの外で行われます。 詐欺師を報告するには、詐欺師があなたとのチャットに使用しているプラットフォームの報告機能を使用する必要があります。また、それ以降のすべてのメッセージをブロックしてください。




トレード詐欺


トレード詐欺とは?
トレード詐欺とは、Steamユーザーが別のユーザーに対して偽りの取引(トレード、ギフトまたはマーケットでの売買)を持ちかけて実行させることです。 詐欺では通常、事実に反し、その取引が公平であるか、得をするかのように相手に信じさせます。

詐欺についての詳細情報は以下をお読みください。また、推奨されるトレード方法Steamアイテム返還ポリシーもご参照ください。


詐欺に遭わないようにする方法は?
  • あせらずにトレードを行なってください。 オファーを受けた場合は、時間をかけて内容をよく確認してください。 一旦トレードオファーを確定すると、取り消すことはできません。
  • 他のユーザーを信頼しなければならないというプレッシャーを無視しましょう。 自分を信頼してほしいといってくるトレード相手は、おそらくあなたを騙そうとしています。 +Repというコメントは悪意のあるグループが簡単に生成することのできるものだということに注意してください。
  • トレード予定のアイテム/ギフトすべてにマウスを合わせ、その内容が正しいことを確認してください。 マウスカーソルを合わせると、アイテム/ギフトの性質、名前、説明やその他の効果について表示されます。
  • 複数のアイテムを含むトレードを複数回に分けることや、将来のトレードのためにアイテムを残しておくことはしないでください。 他のユーザーがあなたに複数回にわたるトレードを持ちかけた場合、それは詐欺の可能性があります。 常に一回のオファーですべてのトレードを完了するようにしてください。
  • 正しいユーザーと取引していることを確認してください。 詐欺師は、あなたのフレンドや信頼されているトレーダーのふりをして近づいてくるかもしれません。 トレード相手の確認はあなたの責任です。

どんなトレードを避けるべきですか?
Steamのトレードウィンドウ内に追加できないものとのトレードは避けてください。 避けるべきトレードの最も一般的な例を以下に紹介します。
  • Steamコミュニティマーケット外でアイテム/ギフトを金銭とトレードすること。 ウォレットクレジット、PayPal、ギフトカードやその他の形式の金銭をトレードウィンドウに追加することはできません。
  • アイテム/ギフトとCDキーをトレードすること。 トレードウィンドウにCDキーを追加することはできません。 トレードに出されているCDキーは、オファー内容とは異なるゲームや、偽物、使用済み、地域制限付きのものである場合があります。
  • アイテム/ギフトを見返りなしで相手に渡して、次のトレードで何かを受け取ることを期待すること。 トレードは、一度で完了させてください。 1回のトレードに追加できるアイテム/ギフトの数は無制限です。

詳細情報はSteamトレーディングおよび推奨されるトレード方法の記事をお読みください。


具体的にどのようなトレーディング詐欺に気をつければいいのでしょうか?
提案されたトレードの内容は、複数のアイテムを含むトレードであっても、1点ずつ念入りに見直してください。 アイテムとその性質を確認してから、トレードを確定してください。


アイテムを騙し取ろうとするユーザーが使う一般的な詐欺の手口は次のとおりです。
  • アイテムすり替え-特定のアイテムのトレードを持ちかけ、トレードボックス内にはそのアイテムがあるように見せるものの、実際は約束されたアイテムより価値のないものをトレードするという方法。
  • CS:GOクオリティすり替え-特定のクオリティのCS:GOアイテム(未使用)のトレードを持ちかけるが、トレードボックス内にはそれよりクオリティの低い(実地試験済み)アイテムを入れるという方法。 多くの場合、アイテムのすり替えはカウンターオファー内で行なわれます。
  • アイテム隠し-標的としたユーザーが所有する多数の価値の低いアイテム(トレーディングカードやクレートなど)に対してトレードを持ちかけるものの、実際にはその中に価値の高いアイテムをまぎれさせるという方法。
  • 物乞い/スパミング-高い価値のあるアイテムと引き換えに何も提供しないトレードオファーを大量に送信し、受信者が誤ってクリックしてオファーを承諾することを期待するという方法。
  • 確認メール転送-Steamから送信されたトレード確認メールを転送させ、 その後、メッセージ内のリンクを使用して、詐欺師が自分でトレードを承諾するという方法。 別のユーザーにトレード確認メールやリンクを転送したり、その他のアカウント情報を提供したりしないでください。
  • 金銭とのトレード-PayPal、PaySafeCard、Steamウォレットコード、Steamデジタルギフトカードなどの形式での送金を申し出るという方法。 詐欺師は大抵、トレード完了後に偽の支払コードを送信してきます。 Steamデジタルギフトカードの場合、詐欺師が最初に支払いをしたように見せかけて、後でデジタルギフトカードをチャージバックするか、不正に入手したクレジットカードでギフトカードを購入することを計画している場合もあります。
  • CDキーとのトレード-アイテムと引き換えにウォレットクレジットのコードやゲームのCDキーの提供を申し出るという方法。 詐欺師は大抵、トレード完了後に偽のCDキーを送信してきます。
  • アイテム複製の勧誘-標的にしたユーザーが所有するアイテムの複製を持ちかけ、そのためにはまずそのアイテムを受け渡す必要があると言います。 アイテムの受取後、詐欺師がそのユーザーからのメッセージをブロックし、そのままアイテムを保持するという方法。
  • トレーディングボットのなりすまし-トレードボットになりすました詐欺師が、標的としたユーザーに、アイテムをトレードする必要があると言います。 トレードに応じてアイテムが送信されると、詐欺師は、相手をSteamでブロックし、そのままアイテムを保持します。
  • 仲介人トレード-推奨されるトレード方法に従ってトレードを実行する限り、仲介人を立てる必要ありません。 自分のアイテムのトレードを他のユーザーに任せるということは、そのユーザーに詐欺の機会を与えてしまうことになります。
  • アカウントの確認-「確認」のためにアイテムをトレードしてほしいと持ちかけます。 「アイテムに重複がないことを確認したい」、「アイテムにバグがないか確認したい」などと何らかの理由をつけて、トレードするように標的としたユーザーを説得します。 このような場合、詐欺師はアイテムを受け取ると相手をブロックして、アイテムを持ち逃げします。
  • マーケット経由のクレジット譲渡-Steamウォレットクレジットを使って、標的としたユーザーが所有する価値の低いアイテムをマーケットで高値で購入したいと持ちかけます。 これらのオファーのほとんどは、不正なクレジットを使用して行われます。
  • 音声チャットソフトウェア/トーナメントチームへの勧誘(マルウェア)-トーナメントでプレイするために必要との理由で、マルウェアが隠された音声チャット、アンチチート、その他のソフトウェアをインストールするように標的としたユーザーを説得します。
  • 不正アイテムを転売目的で提供-悪意のあるユーザーが、珍しいアイテムを入手し(多くの場合、不正なクレジットカードを使用)、価値の確立されたよく知られたアイテムとトレードしようとすることがあります。 また、その前に、盗んだクレジットカードを使って、これらの珍しいアイテムのSteamコミュニティマーケットでの価格を操作することもあります。 相手が余分に支払ってくれるという話や、すぐに利益が出るクイックセル(qs)ができるという話には気をつけましょう。

    そのユーザーがなぜ、自分でアイテムを販売するのではなく、損をしてまであなたとトレードしたいと思っているのかを考えてみましょう。 このようなユーザーは、言い訳として、トレード可能なキーやその他のトレード可能なアイテムが必要だと言うことがあります。 このようなトレードには応じないでください。その珍しいアイテムの価値が偽装されていて、不正行為によりその後のマーケット取引が取り消される可能性があります。


詐欺とハイジャックの違いは何ですか?
詐欺とは、あるユーザーが別のユーザーをだまして、トレードや、マーケットでの取引、ギフト送信などを(その時点において)自発的に完了させようとすることです。 トレードが完了後、だまされたユーザーは約束されたアイテムを受け取れないか、同意していたものとは異なるアイテムを受け取ります。

ハイジャックとは、アカウント所有者の許可なしで、アカウントやコンピューターが別のユーザーによって乗っ取られることです。 これは通常、マルウェアやウイルスを使って行われます。 一部のハイジャック犯は、偽のSteamのサイトやサードパーティのトレードサイトを使用して、ユーザーのログイン情報を取得しようとします。 ハイジャック犯がアカウントを乗っ取る場合、大抵はアイテムやゲームを盗むためですが、時には詐欺を犯すこともあります。 盗んだアカウントを使用してさらなるハイジャックを行うハイジャック犯も多く見られます。 そのような場合、弊社では、正当なアカウント所有者からハイジャックに関する連絡があるまで、アカウントをロックします。

ハイジャックされたアカウントに関する詳細は、「アクセスを失った、またはハイジャックされたSteamアカウントを取り戻す」の記事を参照してください。


詐欺師を報告する方法は?
詐欺に遭った場合、または他のユーザーがあなたに対して詐欺行為を働こうとした場合、Steamの報告機能をご利用ください。 これは、弊社で詐欺行為を把握し、措置を講じるための最良の方法です。
  • 詐欺を働いたユーザーのプロフィールを開く
  • ページの右側にある「...」ドロップダウンをクリックする
  • 「プレイヤーの報告」を選択する
  • 違反内容を選択し、指示に従って報告を送信します

報告した詐欺行為を働いたユーザーのアカウントに措置が取られた場合、Steam内のメッセージで通知されます。 詳細は、「詐欺師、ハイジャック犯、フィッシング犯を報告する方法」の記事をお読みください。


詐欺師には何が起こりますか?
詐欺の証拠がある場合、SteamサポートはそのアカウントがトレードやSteamマーケットなどのSteamコミュニティの機能を使用することを禁止します。 禁止期間は詐欺行為の深刻さと回数によります。 場合によっては、永久的な禁止もあり得ます。 詐欺師が複数のアカウントを持っている場合、すべてのアカウントが禁止されることもあります。

詐欺師はハイジャックしたアカウントを使って、さらなるハイジャックや詐欺、不正を行うことがあります。 そのような場合、弊社では、正当なアカウント所有者からハイジャック被害に関する連絡があるまでアカウントをロックし、適切な措置を講じます。


なぜSteamは詐欺にあったアイテムを返品してくれないのですか?
コミュニティにおけるアイテムの価値の決定には、少なくとも部分的にはアイテムのレア度(希少価値)が考慮されます。 インベントリロールバックによってアイテムの複製品が追加されると、そのアイテム全体の価値の減少につながります。

詐欺被害にあった方のお気持ちはお察ししますが、弊社ではWebサイトやトレードシステム内で十分な情報を提供し、皆さんが適切な判断を下せるように配慮しています。 詳細情報は、弊社ストアブログのこちらの投稿をご参照ください。


なぜSteamサポートは、トレード禁止やロックされたアカウントの情報を提供してくれないのですか?
Steamサポートが提供データを制限するのは、悪意のあるユーザーが将来的に捕まらない方法を学ぶことを防ぐためです。 Steamサポートは、いくつかのデータポイントに依拠して、アカウントへの禁止やロックを科すという決定を下しています。 悪意のある行為を(ほとんどは他のユーザーに対して)試みるユーザーは、将来の詐欺、不正行為、ハイジャックなどに使用するために、常にこのデータを取得しようとしています。

ほとんどのトレード禁止は永久的ですが、状況によっては、ユーザーが一時的なトレード禁止を受ける場合があります。 このような場合、禁止が自動的に解除されると、アカウントにはトレード謹慎が科されます。 謹慎中というステータスが表示されることで、他のユーザーはトレード相手が過去にトレードに関連した違反行為に関わった事実を知ることができ、その相手とトレードをするかどうかを決める際の目安になります。 なお、謹慎中でもトレードをすることは可能です。

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